スクラムの肝はプロダクトバックログ

2009年2月の後半から開発を始めて6ヶ月が経過。
7月末で一旦区切りがついた。(現在も細々と継続中)

やったことなど

スクラム
Ruby
Rails
TDD
ペアプロ
CI
ふりかえり
スプリントレビュー
デモ
チームビルディング
コミュニケーションワークショップ
RubyRailsのレクチャー
読書会
進め方の模索 設計書、コード規約、時間割、かんばん、バーンダウンチャート
途中でのメンバー入れ替わり
ユーザビリティワークショップ
ペアプロ探求
オブラブ全員参加
スプリント期間の変更
コミットの決め
バグの決め
朝会のGood&New
tracでプロダクトバックログ、スプリントバックログ管理
顧客をプランニングに巻き込む

思ったこと

いろいろやってみた結果、相互依存が多くて、どれがよかったというのはなくて、どれもよかった。
で、これぞスクラムだ!って思うのは、プロダクトバックログ

顧客とプロダクトオーナーがROIを考えながらストーリーに優先度をつける。
優先度の高い順に、実装可能ストーリーをきめる。
スプリント終了し、スプリントレビューで実装状況を報告。
報告に基づき、優先度を見直す。(新しいストーリーを追加することもある)
(繰り返し)

このインクリメンタルな開発を支えるのが、Railsだったり、TDDだったり、CIだったり。


さらに進むと、顧客が、
 このストーリは2(ストーリーポイント)くらい?
 5を超えるなら優先度下げよう。
と言い出す。
顧客が実装者の見積もりを信用してくれていた。
規模間がチームでそろった瞬間。


歯車が徐々にかみ合って、回りだした。
私の中での伝説のチーム。


まぁ、ここにいたるまでには
スクラムマスターの試行錯誤とか、
プロダクトオーナーのヒアリング力、分析力とか
いろいろな助けがあってのこと。


とても楽しいプロジェクトになったことが最大の収穫。
このチームを超えるチームを作るという新しい目標ができた。